ご利用案内

  • 定員:270名(満員の際は入場をお断りすることがあります)
  • 各回入れ替え制。
  • 開場は上映開始時刻の15分前です(混雑状況により開場時刻が早まることがあります)。
  • 記載の上映分数は当日のものと異なることがあります。
  • 作品により、プリント状態のよくないものがあります。あらかじめご了承ください。
  • 館内での写真撮影・録音・飲食・喫煙はできません。

【チケット販売時間のご案内】
◎朝の販売時間は 10:30~(12:30まで)※午前・午後の2回分とも販売します。
◎昼の販売時間は 13:30~(15:30まで)※午後1回分を販売します。


カワサキ・シティ 日本を牽引する街 関連上映

川崎市市民ミュージアムでは、10月12日(土)から12月15日(日)まで開館25周年記念特別展「カワサキ・シティ 日本を牽引する街」展を開催いたします。産業都市として日本を牽引してきた川崎がどのようにして都市化への道を進み、高度経済成長の原動力ともなる工業の中心地へと発展してきたのか、そして今後どのような都市を目指していくのかを展望します。
映像ホールでは、展覧会の関連上映として、収蔵品の中から川崎を舞台にした映画を上映します。高度成長を背景にした川崎という土地ならではの物語を、展覧会と併せてお楽しみください。

2013年11月16日11:30~(129分)

アッシィたちの街

大映映像/1981年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/129分


製作:武田敦●プロデューサー:宮川孝至、宮古とく子●脚本:山内久●監督:山本薩夫●撮影:山本駿●照明:山本嘉治●美術:間野重雄●音楽:あかのたちお●録音:渡会伸●編集:鍋島惇●出演:古谷一行、江藤潤、奥田英二、関根恵子、三國連太郎


◆川崎で町工場を営む早坂一家。長男の茂(古谷一行)は、下請けから抜けだそうと夜遅くまで働いている。しかし弟の浩(江藤潤)は、そんな兄の姿に嫌気がさし、工員の努(奥田英二)や近所の若者たちとロックバンド「アッシイ」を結成する。『若者たち』で脚本を手がけた山内久が、山本薩夫監督と組んだ作品。

2013年11月16日14:00~(111分)

どぶ

近代映画協会/1954年/白黒/スタンダード/35mm/111分


製作:吉村公三郎●脚本+監督:新藤兼人●脚本:棚田吾郎●撮影:伊藤武夫●照明:田畑正一●美術:丸茂孝●音楽:伊福部昭●録音:長岡憲治●編集:今泉善珠●出演:乙羽信子、宇野重吉、殿山泰司、山村聰、飯田蝶子


◆河童沼のほとりにある、バラック作りの部落。行き倒れたツル(乙羽信子)という名の知恵遅れの女を、集落の住人である徳さん(殿山泰司)が助けた。ツルは徳さんとピンちゃん(宇野重吉)と一緒に暮らすことになり、仕事に行く2人のために弁当を作っていた。しかし徳さんとピンちゃんは仕事などしておらず、競馬やパチンコをしに出かけていただけだった。2人は遊ぶ金欲しさに、ツルに売春をさせることにする。

1980年代の大衆文化展 関連上映 back to 1988

川崎市市民ミュージアムは1988年に開館し、今年の11月で25周年を迎えます。10月5日(土)から12月28日(土)まで開催するアートギャラリー展「1980年代の大衆文化」では、当館が開館当初より収集してきた1980年代のポスター、写真、マンガ、映画雑誌などを紹介し、1980年代の世相を浮かび上がらせるとともに、当時の視覚芸術の魅力をお伝えしています。

この関連上映として、映像ホールでは、ミュージアムが開館した1988年の、邦画・興行成績トップ10作品と、洋画・興行成績ベスト1作品を上映します。

*今回上映はかないませんが、1988年邦画・第5位は『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』でした。

2013年11月02日11:30~(143分)

敦煌

映画「敦煌」委員会/1988年/カラー/シネマスコープ・サイズ/35mm/143分


製作総指揮:徳間康快●プロデューサー:結城良照、馬万良、佐藤正大●原作:井上靖●脚色+監督:佐藤純彌●脚色:吉田剛●撮影:椎塚彰●照明:梅谷茂●美術:徳田博、冠鴻烈●音楽:佐藤勝●録音:橋本泰夫●編集:鈴木晄●出演:西田敏行、佐藤浩市、渡瀬恒彦、柄本明、田村高廣、中川安奈


趙行徳(佐藤浩市)は西夏の文字に興味を持ち西域へと旅立つが、西夏軍・漢人部隊の兵士狩りに遭ってしまう。部隊長の朱王礼(西田敏行)は文字の読める趙を重用した。漢人部隊がウイグルを攻略した際、趙はウイグルの王女・ツルピア(中川安奈)と恋に落ちたが、西夏の都へ勉学のために留学することになった。だが戻ってきた趙が目にしたのは、西夏の皇太子・李元昊(渡瀬恒彦)と結婚させられるツルピアの姿だった。

2013年11月02日14:00~(90分)

ビーバップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲

東映/1987年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/90分


プロデューサー:黒澤満、紫垣達郎●原作:きうちかずひろ●脚色:那須真知子●監督:那須博之●撮影:森勝●照明:野口素胖●美術:和田洋●音楽:埜邑紀見男●録音:橋本文雄●編集:山田真司●出演:仲村トオル、清水宏次朗、柏原芳恵、宮崎萬純、五十嵐いづみ


◆ツッパリの高校生コンビ、トオルとヒロシが敵対するツッパリ相手に大喧嘩する「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの第4作。停学あけで1週間ぶりに愛徳高校に登校したトオル(仲村トオル)とヒロシ(清水宏次朗)。トオルはツッパリ仲間に誘われダブルデートに出かけるが、嫉妬に狂ったヒロシたちに邪魔されてしまう。自分だけもてないと悩むヒロシだったが、ひょんなことから女子大生のまゆみ(柏原芳恵)と付き合うことに。

2013年11月03日11:30~(128分)

優駿ORACION

優駿ORACION

フジテレビジョン=仕事/1988年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/128分


プロデューサー:緒方悟、松永英●原作:宮本輝●脚色:池端俊策●監督:杉田成道●撮影:斎藤孝雄、原一民●照明:望月英樹●美術:村木与四郎、藤原和彦●音楽:三枝成章●録音:信岡実●編集:浦岡敬一●出演:斉藤由貴、緒形直人、吉岡秀隆、加賀まりこ、仲代達也


◆1頭のサラブレットに関わる様々な人々の人間模様を温かく描く。原作は宮本輝の同名小説。北海道・静内の小さな牧場。ここである日、1頭の仔馬が生まれる。伝説の名馬・ゴドルフィンの血をひくこの仔馬は、 “オラシオン(祈り)”と名付けられ、元気に育っていく。やがて、オラシオンは和具工業社長・和具平八郎(仲代達也)に買い取られる。ある悩みを抱えた平八郎はオラシオンに自らの夢を託すのだった。

2013年11月03日14:00~(112分)

マリリンに逢いたい

三菱商事=第一企画=東北新社=松竹富士/1988年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/112分


プロデューサー:莟宣次、大里俊博●原作+脚色:野沢尚●監督:すずきじゅんいち●撮影:鈴木達夫●照明:水野研一●美術:丸山裕司●音楽:梅垣達志●録音:伊藤晴康●編集:井上治●出演:安田成美、加藤昌也、笑福亭鶴瓶、石野真子、石野陽子、三浦友和


◆故郷の沖縄で民宿を開くため、子犬のシロを連れて東京から阿嘉島に帰ってきた大輔(加藤昌也)は、島から3キロ離れた座間味島で東京から来たOLの皆美(安田成美)と知り合った。シロは座間味の民宿で飼われている雌犬のマリリンを気に入り、海を渡って頻繁にマリリンに会いに行くようになる。大輔の兄の達郎(三浦友和)は「泳いで海を渡る犬」としてシロをテレビに売り込もうとするが、シロは野犬に襲われて怪我を負ってしまう。

2013年11月04日11:30~(219分)

ラスト・エンペラー

イタリア=中国=イギリス/1987年/カラー/シネマスコープ・サイズ/デジタル上映/219分


製作:ジェレミー・トーマス●脚本+監督:ベルナルド・ベルトルッチ●脚本:マーク・ペプロー●撮影:ヴィットリオ・ストラーロ●美術:フェルディナンド・スカルフィオッティ●音楽+出演:坂本龍一●音楽:デヴィッド・バーン、コン・スー●編集:ガブリエラ・クリスティアーニ●出演:ジョン・ローン、ジョアン・チェン、ピーター・オトゥール、イン・ルオ・チェン、ヴィクター・ウォン


◆ベルナルド・ベルトルッチ監督が、清朝最後の皇帝・溥儀の人生の軌跡を壮大なスケールで描いた歴史大作。わずか3歳で清朝皇帝の地位につきながらも、近代化の嵐にもまれ、孤独な日々を送らざるを得なかった溥儀。彼が即位してから文化大革命以降に至るまで、文字通り激動の生涯をあますところなく描き出した作品。音楽担当の坂本龍一は俳優として出演もしている。オリジナル全長版。

2013年11月23日11:30~(135分)

帝都物語

エクゼ/1988年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/135分


製作:堤康二●プロデューサー:飯泉征吉●原作:荒俣宏●脚色:林海象●監督:実相寺昭雄●撮影:中堀正夫●照明:牛場賢二●美術監督:木村威夫●美術:内田欣哉●音楽監督:石井眞木●録音:瀬川徹夫●編集:浦岡敬一●出演:勝新太郎、嶋田久作、原田美枝子、中村嘉葎雄、平幹二朗


◆荒俣宏の伝奇SFを映像化。明治45年。実業家・渋沢栄一(勝新太郎)は陰陽師・平井保昌や物理学者・寺田寅彦らに協力を求め、帝都・東京を軍事的にだけでなく霊的にも守護しようとする「東京改造計画」を進めていた。だが、謎の魔人・加藤保憲(嶋田久作)がその計画の前に立ちふさがる。加藤は1000年前関東に独立国を築こうとして失敗し、謀反人として討伐された平将門の霊を呼び醒まし、東京を壊滅させようと企んでいた。

2013年11月23日14:00~(105分)

いこかもどろか

東京放送=東宝/1988年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/105分


プロデューサー:黒澤満●原作+脚色:鎌田敏夫●監督:生野慈朗●撮影:仙元誠三●照明:渡辺三雄●美術:桑名忠之、大嶋修一●音楽プロデューサー:恒川光昭●録音:北村峰晴●編集:川島章正●出演:明石家さんま、大竹しのぶ、清水紘治、阿藤海、小林稔侍


◆空前のブームを巻き起こしたTBSのTVドラマ「男女7人夏物語」「男女7人秋物語」の主演コンビ、明石家さんま&大竹しのぶのドタバタ・コメディ。暴力団の金を使い込んでしまったサラリーマンの田口翔平(明石家さんま)は、追い詰められた末にひったくりを行うが、その金を向井小夜子(大竹しのぶ)という女に横取りされてしまう。小夜子もギャンブル好きが高じて会社の金を使い込んでいた。2人は一緒に強盗を計画するのだが…。

2013年11月24日11:30~(99分)

あぶない刑事

東映=日本テレビ/1987年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/99分


企画:岡田晋吉、清水欣也、黒澤満●プロデューサー:初川則夫、伊地智啓●脚本:柏原寛司、大川俊道●監督:長谷部安春●撮影:姫田真佐久●照明:井上幸 男●美術:小林正義●音楽:志熊研三●録音:酒匂芳郎●編集:山田真司●出演:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、木の実ナナ、室田日出男


◆大ヒットしたTVシリーズの劇場公開版。ヨコハマ港署刑事・鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)は、中光製薬の研究所を襲って中野博士を殺し、 制ガン剤の研究データを破壊した犯人を見つけ出すが、不手際から捕り逃してしまう。捜査から外された2人だったが、同僚刑事から中光製薬のライバル会社の 株が急騰し、大株主の画商・鳴海総太郎(室田日出男)が30億円もの巨額利益を得ていたことを知る…。

2013年11月24日13:20~

トークショー

ゲスト:柏原寛司(脚本家・映画監督)、大川俊道(脚本家・映画監督)


※無料

2013年11月24日14:45~(95分)

またまた あぶない刑事

東映=日本テレビ放送網=セントラル・アーツ=キティフィルム/1988年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/95分


企画:岡田晋吉、清水欣也、黒澤満●プロデューサー:初川則夫、伊地智啓●脚本:柏原寛司、大川俊道●監督:一倉治雄●撮影:藤澤順一●照明:井上幸男●美術:小林正義●音楽:志熊研三●録音:佐藤泰博●編集:山田真司●出演:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、ベンガル


◆鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)は、長峰由紀夫(伊武雅刀)という企業経営者を捜査していた。長峰は若き財界人である反面、賭博・売春・麻薬密売などの非合法ビジネスに手を染めていた。ある夜、長峰の息のかかった麻薬密売人・緒方充を逮捕するが、翌朝には長峰の顧問弁護士が港署に訪れ、証拠不十分で釈放されてしまう。その直後、緒方が鷹山たちに電話で保護を求めてきたが、緒方は何者かに殺されてしまう。

2013年11月30日11:30~(102分)

男はつらいよ 寅次郎物語

「男はつらいよ寅次郎物語」(1)(C)1987 松竹株式会社

松竹映像/1987年/カラー/シネマスコープ・サイズ/35mm/102分


企画:小林俊一●プロデューサー:島津清●原作+脚色+監督:山田洋次●脚色:朝間義隆●撮影:高羽哲夫●照明:青木好文●美術:出川三男●音楽:山本直純●録音:鈴木功●編集:石井巌●出演:渥美清、倍賞千恵子、秋吉久美子、五月みどり、伊藤祐一郎


◆「男はつらいよ」シリーズ39作目。ある日、突然「とらや」を訪れた少年・秀吉(伊藤祐一郎)。少年は「父が死んだら寅次郎を頼るように」と言われて やって来たという。寅次郎は秀吉と共に、蒸発した母を探す旅に出る。途中、旅の疲れから体調を崩した秀吉に大慌ての寅次郎だが、偶然に居合せた高井隆子 (秋吉久美子)という女性に助けられる。偽の親子3人の旅が始まった。秀吉の母、そして寅と隆子の恋の行方は…。

2013年11月30日14:00~(94分)

女咲かせます

松竹映像/1987年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/94分


製作:杉崎重美●プロデューサー:中川滋弘●原作:結城昌治●脚色+監督:森崎東●脚色:梶浦政男●撮影:坂本典隆●照明:八亀実●美術:森田郷平●音楽:佐藤勝●録音:原田真一●編集:太田和夫●出演:松坂慶子、役所広司、川谷拓三、名古屋章、清川虹子、田中邦衛


◆結城昌治の小説『白昼堂々』を森崎東が脚色・監督。美人泥棒の豊代(松坂慶子)は、同じ下宿屋に住む貧乏音楽家の三枝(役所広司)に恋心を抱き、泥棒稼業から足を洗う決意をする。三枝はチェロコンクール出場のため練習を重ねていたが、安物の楽器でまともな演奏もできずにいた。豊代は三枝にストラディバリのチェロをプレゼントするため、最後の大仕事として、父の泥棒仲間の銀三(名古屋章)と年末のデパートの売上金に狙いを定め…。

開館25周年記念フェスティバル ~食とアートと音楽と~

川崎市市民ミュージアム開館25周年を記念して、開館月である11月の9日(土)と10日(日)に「食とアートと音楽と」をテーマとしたフェスティバルを開催します。
フェスティバルでは、食・アート・音楽に造形が深い著名人によるトークショーやコンサート、食に関する写真や食品サンプルの展示、立体造形作品の館外展示、食に関する映画の上映などを通じて、「食」を単に「食べる(消費する)」こととしてではなく、創作活動であるアートや音楽と結びついた「文化」として捉え直します。食に関する様々な創作活動に触れながら、ミュージアムでの一日を楽しんでいただければ幸いです。

2013年11月10日11:30~/14:00~(115分)

タンポポ

伊丹プロダクション/1985年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/115分
製作:玉置泰、細越省吾●脚本+監督:伊丹十三●撮影:田村正毅●照明:井上幸男●美術:木村威夫●音楽:村井邦彦●録音:橋本文雄●編集:鈴木晄●出演:山崎努、宮本信子、役所広司、渡辺謙、桜金造、安岡力也


◆タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋の美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、他に13の食べ物にまつわるエ ピソードを織り交ぜて描く。タンクローリーの運転手・ゴロー(山崎努)とガン(渡辺謙)は、来々軒というさびれたラーメン屋に入った。彼らにラーメンの味 が今一つと指摘されてから、店の女主人・タンポポ(宮本信子)は様々な協力を得ながら商売繁盛を夢見てラーメン作りに没頭する。