6月18日(土)に企画展「生きるアート 折元立身」(会期:4月29日(金・祝)~7月3日(日))の内覧会に参加し、 深川学芸員の詳細な解説とともに観覧させていただきました。
市民ミュージアムのボランティア活動に少なからずかかわる、初めての体験となりました。
パフォーマンスアートは絵画や彫刻など、完成と同時に完結している作品と違い、リアルタイムで進行する作品となります。
作家が試行錯誤を重ねて到達したテーマの中で、意識の解放としてパフォーマンスが生まれ、 場所、時間、空間、参加している要素の反応を含めて、作品となっていきます。
折元さんの作品は、誰もが共感できるテーマで、 参加する人がパフォーマンスを共有することで、大きな成果と多くの支持者を獲得していることがわかります。
記録されたパフォーマンスアートを作品として展示する企画展は、過去の空気をどう伝え、再現するかという非常に困難な仕事であることがわかりました。
今回の内覧会に参加することで、多くの方に展示作品への理解を深めていただくために、ボランティアが果たす役割の重要性を学びました。
(スクールプログラムサポートグループ&展示ガイド(美術館部門)グループ 福守)
*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。
http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/