春らしい陽気な天気に恵まれた3月27日(日)、ワークショップグループによる「ちぎり絵 春のしおり作り」を行いました。 ボランティア5名、ミュージアム職員2名が参加しました。
しおり作りでは、まず、参加者にちぎり絵でデザインを作ってもらいます。それをボランティアスタッフがラミネート加工をします。最後にしおりの端に穴を開けて、リボンを付けたら完成です。
ボランティアスタッフは、ワークショップの開始前に、参加者が使うしおりの台紙の準備や、注意事項の共有を図りました。一番の注意点は、ちぎり絵で、のりを付けすぎないようにすることです。のりが付きすぎたしおりをラミネートの機械に通すと、のりがラミネート用紙をはみ出し機械に付着し、故障の原因となってしまうからです。
さぁ、ワークショップが始まる時間となり、早速親子連れの方がきました。
子どもたちはどのようなちぎり絵をデザインするのでしょうか?
予想通り、春らしいデザインのしおりを作る参加者が多くいました。特に折り紙を桜の花びらの形に切り抜ける型抜きは子どもたちに大人気でした。
また、季節を先取りして、赤や黄色の紙を使って紅葉をあしらった、秋らしいしおりを作られた方もいました。
中には、白い和紙を雲に見立てて富士山をデザインした子もいて、その趣深さに驚きました。和紙をちぎり絵に使うと味わいがありますね。
さて、出来上がったしおりをボランティアスタッフがラミネートします。緊張の面持ちで参加者が見守る中、ピタリとラミネート加工されたしおりが出てくると、「わぁ!」と小さな歓声が上がります。好きなリボンを選んで完成です!
自分特製のしおりがあれば、読書も一層楽しみになりますね。
ワークショップは原則として毎月第3日曜日に開催しています。
奮ってのご参加をお待ちしています!
(ワークショップグループ 佐藤)
*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。