2016年01月21日

江口寿史展&フロンターレ展の内覧会

2015年12月19日(土)、2つの企画展の内覧会に参加しました。

 

12月5日よりスタートした「江口寿史展 KING OF POP」と12月12日よりスタートした「2015川崎フロンターレ展」の展示解説です。
ボランティア参加者は4名。

 

「江口寿史展 KING OF POP」は吉村学芸員から話を伺いました。
【ストップ!!ひばりくん!】や【すすめ!!パイレーツ】が好きだった私は、入り口にあるパネルと一緒に写真が取れるというだけでも嬉しくなりました。

 

入り口にあるパネル

 

江口寿史氏は熊本県出身。1977年より少年ジャンプに漫画掲載開始。
1980年代後半からはイラストレーターとしても活躍。
江口氏のことをご存じなくても【Hot Dog Press】の表紙や【Denny’sのメニュー】などで目にしたことがある方も多いと思います。

 

今回の展示は全国巡回を予定しているようですが、北九州に続き関東圏初の展示が市民ミュージアムであることから、初日には作家サイン入り画集100部は即日完売とのこと!
ファン待望の展覧会であることが伝わってきました。

 

12月13日 には【リスペクト対談「江口寿史×ちばてつや」】としてトークイベントも行われこちらも大好評だったそうです。

 

江口展展示解説

 

原画も多く展示してあるので、江口氏ならではのパントーン使いの巧みさなどじっくり見ることができます。
会期は1月31日まで。この後も関連映画上映や関連イベントもあるので楽しみです。

 


 

「2015川崎フロンターレ展」(会期:12月12日~1月11日)は平井学芸員から話を伺いました。

 

こちらは10年以上続けている毎年楽しみにしている方も多い入場無料(一部フロンターレ後援会会員のみ無料)の展覧会です。
川崎フロンターレはとどろきグランドをホームにしているJ1のプロサッカーチーム。
写真展示を中心に選手がファン感謝デーに着用した衣装が着用できるコーナーやスマートフォンを使うと何もないパネルの前に選手の映像が現れる、という工夫をこらした展示。
試合のスタジアムで使われる応援グッズの展示だけでなく、ゴールが決まった時にファンクラブの方がサッと点数を変える大きなボードを、実際に体験することができるコーナーもありました。
この日、私達も体験してみました。

 

2015川崎フロンターレ展

 

これらのコーナーの他に、後援会会員限定のプレミアムギャラリーには選手の使ったスパイクや、歴代のユニフォームの展示、名シーンの動画など盛りだくさんでした。
12月12日には中村憲剛選手を招いてのチャリティトークショーも実施されました。
他にも、土日祝日には様々な関連イベントが行われました。
サッカーファンでなくても地元に密着しているチームがあるのを知る良い機会になると思います。
来季も川崎フロンターレの活躍を期待します!

 

年末のお忙しいところ、二人の学芸員の方々に解説をいただきありがとうございました。

 

(ワークショップグループ 中橋)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/