2016年01月17日

ちぎり絵のクリスマスカード作り(ワークショップグループ)

12月20日(日)、平成27年最後のワークショップ「ちぎり絵のクリスマスカード作り」を行いました。

 

開始前には台紙の準備をしたり、メンバーの山中さん持参の資料を参考に、立体的に飛び出すツリーのサンプルを作ったり、雪として使う綿を用意したり・・・。
「クリスマス」というはっきりしたテーマのちぎり絵は、参加者もイメージが湧きやすく、とっても良い企画だなと思いました。

 

開始前に準備をします
開始前に準備をします

 

ワークショップが始まってすぐには、なかなか参加者が集まらず、中庭や休憩スペースに呼びこみに行きました。
おばあちゃんと一緒の男の子に「ちぎり絵やってみない〜、なにをしてるの〜?」と声をかけたら、「それは、ヒミツ、ヒミツ、ヒミツ、ヒミツのアッコちゃ〜ん♪」と返事が返ってきました(笑)。活動をしていて、こういう可愛らしい瞬間に出会えることも、とっても嬉しいことの一つです。

 

さて、徐々に参加者も集まり、最終的には30名弱の方が参加しました。
この日は、「2015川崎フロンターレ展」のイベント「ひつじのショーン粘土工作」が開催され、そちらに参加されていた子どもいたようでした。
ひつじのショーンとフロンターレのキャラクターのカブレラが来ていて、賑わっていました。

 

右側がカブレラです
右側がカブレラです

 

男の子は、ちぎり絵で素敵なカブレラを作って、カブレラ本人に見せに行っていました(笑)。カブレラも、きっと喜んだことでしょう。
小さな子は、大きな紙を思い切りよく破くのも、綿を貼るのも、パンチで型抜きするのもすごく楽しそうで、「興奮しちゃう」なんて言って、とてもかわいらしかったな。

 

ボランティアが作成した見本
ボランティアが作成した見本

 

夢中でどんどん作っていく子もいれば、綿を綺麗に丸めて一つ一つ丁寧に貼っていく子、当たり前ですが、色んな子がいるなーと興味深く思いました。
どの子の作ったものも本当に素晴らく、「どうしてこんなに良いものが作れるのだろう」と、いつも感心してしまいます。

 

ある女の子は、カードにメッセージを書くスペースを作って、「お父さんにあげるの」と言っていました。羨ましいですね。他のカードも、誰かにプレゼントしたり、家で飾ってもらったりしているのでしょうか?
参加された方の楽しいクリスマスに一役買えたのなら幸いですね。

 

次回もどんな作品に会えるか、楽しみにしています。

 

(ワークショップグループ 矢野)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/