2015年12月04日

第6回アウトリーチ活動(ワークショップグループ)

11月10日(火)、アウトリーチ活動を行いました。
ワークショップグループが、川崎市立川崎病院の小児病棟へ出向くアウトリーチ活動(現場へ出張するボランティア活動)は、6回目となりました。参加メンバーは、ボランティアメンバー2名、職員2名でした。

 

活動内容は、いつもの通り、ちぎり絵制作とゾートロープ体験です。

 

ちぎり絵に使用する和紙の準備
ちぎり絵に使用する和紙の準備

 

院内でのワークショップ実施場所は、これまでは病棟の一角にあるチャイルドスペースをお借りしていました。今回はこれに加えて、病院側の希望により、病室でも行うことができました。

 

指定された病室には、部屋の真ん中に低いテーブルがありました。これは制作作業がしやすい環境です。ただし私たちは、チャイルドスペースと病室の二手に分かれなければならず、参加メンバー4人ではちょっとどうかな・・・と思いつつも、チャレンジするいい機会となりました。病室は、中橋さんと鈴木さんが担当し、チャイルドスペースは、朝倉係長と山中で対応しました。

 

チャイルドスペースでは2名、病室では5名の子どもたちが参加しました。後半には、病室の子どもたちもチャイルドスペースに出て来て、全員が集合。にぎやかな状況となりました。

 

チャイルドスペースで子どもたちを迎えます
チャイルドスペースで子どもたちを迎えます

 

普段活動しているミュージアムのワークショップに参加している子どもたちに比べて、小児病棟の子どもたちは、私たちに心を開き始めるまでに多少の時間がかかります。これは致し方ないでしょう。それだけに心を開いてもらえると嬉しい限りです。

 

院内ではマスク着用が規則ですので、私たちの表情が子どもたちによく伝わりません。ですから私たちは、子どもたちに対していつもよりも、大きく心を開くよう心掛けています。

 

(ワークショップグループ 山中)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/