2015年07月30日

「アーギャラリー第1期」展示ガイドとグループミーティング(美術館部門展示ガイドグループ)

2015年7月5日(日)、アートギャラリー第1期「一連のものがたり、一枚のモノガタリ」展最終日の展示ガイドを行いました。
当日はあいにくの空模様、参加して頂く方がいるか不安でしたが、リピーターの方や市歴史関係の展示物に興味を持ち来館された方に参加を頂きました。

 

「一連のものがたり、一枚のモノガタリ」展は当館の収蔵作品から「物語性」を帯びた物をピックアップし、紹介する内容でした。エド・ヴァン・デル・エルスケンの組写真「セーヌ左岸の恋」や、デイヴィット・ホックニーの「放蕩息子一代記」、沢渡朔の「NADIA」といった、“知る人ぞ知る”名作など、鑑賞者がなんらかの「物語」を見出すような作品群が展示されていました。

 

 

今回は2名体制でのガイド
今回は2名体制でのガイド

 

分野や時代背景の異なる作品群で、ガイドを行う側として難しさを伴う展示内容のため、従来の1名体制から、今回は代わる代わる説明を行う2名体制の形式を取り入れました。今後も、展示内容によりこのような2名体制形式で対応ができたらと思います。

 

ガイド終了後、展示ガイドグループ(美術館部門)の定例ミーティングを行いました。
本年度(2015年度)より当グループに参加された新規登録者と、既存登録者の顔合わせの場ともなり、まずは相互の自己紹介。
次に、2015年7月19日(日)より開始する「常設オブジェの展示ガイド」の研修日程やガイド実施日の担当者振り分けをしました。
常設オブジェとは、当館の基本テーマ「都市と人間」を表す展示物で、館内の「逍遥展示空間」を中心に展示された8作品のことを指します。具体的にどのような作品かは・・・是非当館にお越し頂き鑑賞して下さい。
さて、ミーティングでは今後開催するアートギャラリー展示の概要説明や2015年10月18日(日)に開催するミュージアムボランティアデーのスケジュール等の打合せを行いました。その他、メンバーが相互利用する掲示板やガイド記録を取るノートの運用方法等を話し合いました。
また、ガイドの進め方をどのようにするか?どうすればより厚みのある、わかり易いガイドができるか…?ということについての提言もありました。

 

運用方法等の話し合い
運用方法等の話し合い

 

当館にお越しの際は是非「常設オブジェ」「アートギャラリー」の展示ガイドにご参加ください。お待ちしています!

 

(美術館展示ガイドグループ 高間)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/