8月28日(木)、夏休み明け初日のスクールプログラムサポートに参加しました。
このサポート活動で大切にしていることがあります。
解説員の話の流れと児童たちを繋ぐパイプ役として、「いま何ができるか」を考え、できることを行動に移すことです。しかし、現場は活きており、なかなかスムーズにいかず対応の難しさを痛感しています。あの時は「こうしてやれたのではないか…」など、反省と教訓の繰り返しです。
そこで、「児童たちに、今日、ひとつでもミュージアムに来て楽しかったと感じてもらえればいいな!」ということを常に心掛け、活動をすることにしています。
児童たちは、学習のなかでも、“もっこ担ぎ”の体験に感動しているようです。
自由見学では、ミュージアムクイズを持って生き生きした目と動静で探索しています。
また児童たちは、館内に置いてある「ナツ・アニメ・マンガ8/9~10/5」のチラシをみて、「観に来ます。もらっていいですか」と手にしていました。
学習と見学の終了後、児童たちがバスに乗り込むときに、こんな出来事がありました。
男子が私の前に立ち止まり、「来年も、四年生が来ますのでよろしくお願いします!」と声を掛けられ、一瞬“ドキッ”としました。「こちらこそよろしくお願いします」と笑顔で返答したことを今でも思い出します。
バスの中から手を振りながら学校に帰る児童を見送りました。
初日の活動を無事に楽しくスタートすることができました。
これからも、体験学習に使用する“15kgのもっこ”が動かせるうちは、ボランティアとして活動していきたいと思います。自分自身の勉強のためにも続けたいものです…。
(スクールプログラムサポート 前林)
*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。
http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/