2014年07月07日

川崎病院でワークショップ実施に向けてオリエンテーションを受けました。

ワークショップグループの杉本です。

ボランティア活動は、ミュージアムに来館した方たちに向けて行っていますが、ミュージアムに来たくてもなかなか来られない方たち(例えば、入院中の方や高齢者施設に入居している方)に向けて、活動を出前でする「アウトリーチ活動」を今年度から始めることになりました。その第1弾として、ワークショップグループでは、川崎市立川崎病院の小児科病棟で、入院している子どもたちを対象にしたワークショップを検討してきました。この度、その実施も本決まりになりましたので、6月17日(火)にワークショップグループのリーダー中橋さんとメンバー2名、ミュージアム職員2名の計5名が、病院内のボランティア活動に対するオリエンテーションを受けるため、川崎病院を訪問しました。

 

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病院からは看護副部長の稲部さんにご対応いただきました。まず会議室で、川崎病院が市立病院として地域の中核拠点病院であること、713床もの大規模病院であり、日々約1600人もの患者さんの来院があるなど、病院の概要と位置づけや、対象の小児科病棟の現状、また現在病院内で活動しているボランティアの方々について、その活動内容など丁寧なレクチャーをいただきました。その後、稲部副部長の案内で、15階にある食堂から8階の小児科病棟、1階の外来窓口まで見学させていただきました。小児科病棟では、ワークショップを行うプレイルームを見せていただき、当日参加してくれる子どもたちとどう過ごすか、配置や段取りなどの打ち合わせを行いました。また活動の準備のためのボランティア室の使い方など種々ご説明をいただき、最後に会議室に戻って稲部副部長からボランティア活動の心構えや注意事項などをお聞きし、オリエンテーションは終了しました。

 

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朝、川崎病院を訪問してまず建物の大きさにビックリし、圧倒され緊張しましたが、稲部副部長には、優しく丁寧なご対応をいただき、有意義なオリエンテーションを受けることができ、大変感謝しています。本番では子どもたちと楽しいワークショップができるよう、さらに本日の内容を確認することが必要と感じています。

 

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なお、今回のワークショップは「ちぎり絵」を中心に「ゾートロープ」も見てもらうことを考えており、7月1日(火)の午後実施の予定です。その結果は、また本ブログに報告させていただきます。

初めてのミュージアム外での活動が無事成功し、楽しい時間を子どもたちと過ごせますように。

 

(ワークショップグループ 杉本)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/