映画で見る昔のこどもたち

映像ホール / 2018年08月04日-2018年08月18日

概要

企画展《昔のくらしと家庭の道具》の開催に連携して、昔のこどもたちのくらしを描いた名作映画を所蔵作品より上映します。昭和初期から戦中・戦後、それぞれの時代を背景に、こどもたちの日常を描いた映画を通して、今では様変わりした昔のくらしの情景とともに普遍的なこどもたちのドラマをご覧いただけます。

上映日:2018年8月4日(土)~8月18日(土)の土日【全5日間】

【チケット販売時間/当日券のみ】
朝の販売時間は10:00~(12:00まで)→午前・午後の2回分とも販売
昼の販売時間は13:00~(15:00まで)→午後の1回分を販売

※定員270名(各回入れ替え制)、開場は15分前です。
※前売り券はありません。当日先着順での販売となります(満員の際は入場をお断りすることがあります)。

入場料金(1プログラムにつき)
一般600円
大学・高校生・65歳以上500円
小中学生400円
未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者無料

各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等(原本)を必ずご提示ください。

みんなわが子


上映日
2018年8月 4日(土)11:00~
2018年8月11日(土・祝)14:00~
2018年8月18日(土)11:00~

1963年/モノクロ/35mm/94分
監督:家城巳代治/出演:中原ひとみ、赤木蘭子、辻伊万里、北林谷栄、高津住男

目黒区立月光原小学校の手記「学童疎開の記録」をもとに、太平洋戦争が終わる直前の時期に東京から集団疎開したこどもたちを映画化。食べ物がなく、いつもおなかがすいていたけど、みんなといっしょに楽しくくらす。

二つのハーモニカ


上映日
2018年8月 4日(土)14:00~
2018年8月12日(日)11:00~

1976年/カラー/35mm/72分
監督:神山征二郎/出演:南波広弥、佐々木正幸、土屋嘉男、大泉滉、殿山泰司

都会から宮城に縁故疎開した隆は、ハーモニカをきっかけに、軍の飛行場で訓練中の特攻隊員と仲良くなる。都会から来た少年、地元のガキ大将、そして少年飛行兵、昭和20年夏のティーンエイジャーの友情ドラマ。

夜あけ朝あけ


上映日
2018年8月 5日(日)11:00~
2018年8月11日(土・祝)11:00~
2018年8月18日(土)14:00~

1956年/モノクロ/35mm/90分
監督:若杉光夫/出演:遠井恵子、吉田隆、有泉圭助、乙羽信子、北林谷栄、宇野重吉、小夜福子、内藤武敏
鬼怒川べりの田園地帯のこどもたちの暮らし。両親が亡くなった後、小学校6年生のえつ子は、おばあちゃんと一緒に兄や妹たちと力を合わせて農家の仕事をこなしていく。戦後の農村の生活がこまやかに描かれたドラマ。

ある子守の詩


上映日
2018年8月 5日(日)14:00~
2018年8月12日(日)14:00~

1976年/カラー/35mm/92分
監督:大森栄/出演:春日浩美、伊藤雄之助、今井和子、樫山文枝
昭和初期、貧乏のため小学校6年生でやめて年季奉公に出されたマサ子は、子守の仕事をする。ちいさな弟妹や家族のために、がんばってはたらく。つらいことや悲しいことがあった時には、美しい野山にいやされた。