ご利用案内

  • 定員:270名(満員の際は入場をお断りすることがあります)
  • 各回入れ替え制。
  • 開場は上映開始時刻の15分前です(混雑状況により開場時刻が早まることがあります)。
  • 記載の上映分数は当日のものと異なることがあります。
  • 作品により、プリント状態のよくないものがあります。あらかじめご了承ください。
  • 館内での写真撮影・録音・飲食・喫煙はできません。

【チケット販売時間のご案内】
◎朝の販売時間は 10:30~(12:30まで)※午前・午後の2回分とも販売します。
◎昼の販売時間は 13:30~(15:30まで)※午後1回分を販売します。


1月  インディペンデント映画特集 Part2《1950年代独立プロ運動と演劇人たち》

日本のインディペンデント映画の歴史において重要な位置を占めている戦後の独立プロ運動の隆盛を支えた、演劇人たちとの協働によって製作された作品を当館所蔵フィルムより上映します。

↓『インディペンデント映画特集』の詳細はこちら
A4 2つ折りチラシダウンロード(12-1_Independent_Chirashi.pdf 4,020KB)

料金
一般600円
大学・高校生・65歳以上500円
小中学生・市民ミュージアム友の会会員400円
未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者無料

各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等(原本)を必ずご提示ください。
チケットはご入場の際に販売します。前売り券はありません。

2017年01月14日11:00-

どっこい生きてる

監督:今井正/1951年/モノクロ/スタンダード/35mm/102分
製作:新星映画社、劇団前進座
出演:河原崎長十郎、中村翫右衛門、河原崎国太郎、河原崎しず江、飯田蝶子、岸旗江、木村功、前進座総出演
◆東宝争議やレッドパージによって撮影所を追われた映画人が結集して演劇人と協働し、従来の撮影所から独立した映画製作により、労働者たちの職業安定と人間愛のテーマを描いた戦後独立プロ運動における記念碑的作品。

2017年01月14日14:00-

あやに愛しき

監督:宇野重吉/1956年/モノクロ/スタンダード/35mm/108分
製作:劇団民藝
出演:田中絹代、信欣三、東野英治郎、小沢栄、芥川比呂志、清水将夫、滝沢修、山田五十鈴、フランキー堺、菅井一郎、小夜福子、北林谷栄、奈良岡朋子
◆劇団民藝の俳優兼演出家・宇野重吉の映画監督第1作。上林暁の病妻小説をもとに、交遊の深い新藤兼人が脚本を書き下ろした。精神に変調をきたした妻を看病しながら、そのことを小説に書かざるを得ない私小説家の苦悩を描く。

2017年01月15日11:00-

浮草日記

監督:山本薩夫/1955年/モノクロ/スタンダード/35mm/109分
製作:山本プロダクション、俳優座
出演:津島惠子、菅原謙二、東野英治郎、小沢栄、松本克彦、永田靖、浜田寅彦、花沢徳衛、上田茂太郎、島田屯、田中敬子、中谷一郎、小沢昭一、仲代達矢、東山千栄子、岸輝子、俳優座総出演
◆劇団新制座を主宰する真山美保が書いた戯曲「市川馬五郎一座顛末記」をもとに映画化。封建的な世界に生きてきたドサ回りの旅役者たちが、ストライキ中の炭鉱労働者との助け合いを通じて近代的な自我に目覚めていく。

2017年01月15日14:00-

億万長者

監督:市川崑/1954年/モノクロ/スタンダード/16mm/83分
出演:木村功、高原駿雄、春日俊二、岡田英次、久我美子、左幸子、山田五十鈴、伊藤雄之助、多々良純、加藤嘉、信欣三、北林谷栄、原泉、薄田つま子、関京子、高橋豊子、織本順吉、西村晃、清村耕二、野本昌司、織田政雄、嵯峨善兵
◆うだつのあがらない小心者の税務署員が作った脱税に関するメモが、周囲を巻き込んで大騒動を巻き起こす。風刺に満ちたブラック・コメディ。結末をカットした配給会社に抗議して監督名のクレジットを外して公開された。