オンライン展覧会「長田奈緒 風景としてのスティルライフ」

概要
長田奈緒は、身近な物の表層を版画や印刷を用いて別の素材に刷って作品を作り、それを空間や額縁の中で再構成して発表を行ってきました。作品は、見慣れたものが異なる素材で作られていることの驚きや楽しさを感じさせ、私たちが日常生活に向ける視点にささやかな変化をもたらしてくれます。
本展は発表当初から近年までの作品と、Museum⁺205(川崎市役所本庁舎復元棟2階)で作品を制作する様子などを紹介します。
- 期間:2025年9月1日(月)10:00 ~ 2026年3月31日(火)15:00
- 料金:無料・申込不要
- 主催:川崎市市民ミュージアム
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“Carrier Bag (KOBEYA)” as a Landscape, 2025 |
“Candy Wrapper (Damla)”, 2023, Inkjet print on high-gloss coated paper, 80×50 mm |
“Printed Sprayed Paints”, 2022, Screenprint on plywood, 890×900×410 mm |
展覧会ページ:「the 3rd Area of “C”―3つめのミュージアム―」 |
展示構成
- Chapter1 静物をみる
- Chapter2 痕跡をみる
- Chapter3 スティルライフをみつける
- 出品リスト/作家略歴/作家インタビュー
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“Two Wipe Marks (2F, ANB Tokyo)”, 2021, Screenprint directly on window glass, 750×535 mm |
“Two Pieces of Adhesive Tape (NITTO TAPE)”, 2021, Screenprint on acrylic, 120×160×2 mm |
“Surface Preparation (Sandpaper NCA)”, 2024, Screenprint on brass, each: 50×85×10 mm |
作家略歴
長田 奈緒 Nao Osada
昭和63年川崎市生まれ。身のまわりのありふれたものやそのありようを、版や印刷を通して別のかたちで表す作品を制作している。
近年の主な展示に、「第4回PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ」(2025年/京都市京セラ美術館)、「メディウムとディメンション:Maze」(2024年/GASBON METABOLISM)、「VOCA展2024」(2024年/上野の森美術館)、個展「目前を見回す」(2023年/Maki Fine Arts)など。
関連企画
◆ワークショップ「うつして、おいて、みる」
物をスキャナーで読み取って、質感に似合った紙を選んで印刷すると、リアルだけれどペラペラした不思議な作品が生まれます。
作品を制作して、置いた場所や見る角度によって変わる作品の表情を会場で楽しみましょう。
講師:長田 奈緒 氏
開催日時:令和7年10月18日(土)13:00~15:00
会場:Museum⁺205(川崎市役所本庁舎復元棟2階)
定員:10名程度(事前申込制)
参加費:一人500円(当日現金のみ)
対象:高校生以上
主催:川崎市市民ミュージアム
申込方法:イベントページ「うつして、おいて、みる」からお申込み下さい。
申込期間:令和7年9月17日(水)10:00 ~ 9月30日(火)15:00
※1組2名まで申込可、申込多数の場合は抽選
※当選者のみに10月3日(金)までにメールでお知らせします。
▼詳しくはイベントページ「うつして、おいて、みる」をご覧ください。
https://www.kawasaki-museum.jp/event/32205/
オンライン展覧会「長田奈緒 風景としてのスティルライフ」
- 期間
- 2025年09月01日-2026年03月31日
- 観覧料
- 一般 無料
- 学生・65歳以上 無料
- 中学生以下 無料
- 無料
- 主催
- 川崎市市民ミュージアム