ハマ川崎 ー海と陸の狭間をたどるー

開催中
 / 2025年10月10日-2025年12月11日

鳥瞰図川崎大師平間寺図絵 大正7年(川崎市市民ミュージアム蔵)
神奈川県営 京浜工業地帯埋立地案内 昭和16年(川崎市市民ミュージアム蔵)
海苔採取営業証券 明治44年(川崎市市民ミュージアム蔵)

 現在、川崎の臨海部は、工場が立ち並び、工業都市を象徴する景観となっています。しかし、かつては全く異なった風景が広がっていました。
この地域は、江戸時代の新田開発をきっかけに埋め立てが始まり、次第に陸地へと変化していきます。今から100年ほど前の大正時代でも、人々の多くは海苔養殖や塩づくりの傍ら作物を栽培するなど半農半漁の生活を送っていたのです。この地域は、かつて遠浅の海に臨む海辺の村が広がっていましたが、現在ではかつての海と陸との境目もわかりにくくなっています。
 今回の展示では、この海と陸との狭間の地域を「ハマ川崎」と名づけ、かつての海辺の村が工業地帯にどのように姿を変えてきたのか、その歩みを江戸時代の絵図や近代の都市計画関係の資料などからたどっていきます。

 

 

企画展概要

【会  期】   2025年10月10日(金)~ 12月11日(木)
【会  場】   東海道かわさき宿交流館 3階 企画展示室 
【開場時間】   9:00 ~ 17:00(最終入場16:30)
【 休 室 日】   毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は月曜日開館、翌火曜日休館)
【 観 覧 料】   無料

【主  催】   川崎市市民ミュージアム
【共  催】   東海道かわさき宿交流館

 

関連行事

■オンライン史跡めぐり「探求ハマ川崎」
海と陸の狭間、「ハマ川崎」の痕跡を歩いて探っていきます。

配信期間:2025年10月3日(金)10:00 ~ 2026年3月31日(火)16:00
料  金:無料・申込不要
講  師:高嶋修一氏(青山学院大学経済学部教授)
     鈴木勇一郎(川崎市市民ミュージアム学芸員)

▼詳細はイベントページにて
https://www.kawasaki-museum.jp/event/32197/


■講演会「ハマ川崎の来歴」
 ハマ川崎の歴史を、展示資料を交えて紹介します。

開催日時:2025年10月25日(土)14:00~16:00
会  場:東海道かわさき宿交流館4階 集会室
定  員:40名(申込多数の場合は抽選)
参 加 費 :無料
申込期間:2025年9月26日(金)10:00 ~ 10月14日(火)16:00
講  師:鈴木 勇一郎(川崎市市民ミュージアム学芸員)
主  催:川崎市市民ミュージアム

▼詳細・申込はイベントページにて
https://www.kawasaki-museum.jp/event/32199/

■講演会「ハマ川崎とツルミを走った貨車・電車」

かつてハマ川崎に走っていた、さまざまな鉄道や軌道の歴史についてお話しします。

開 催 日 :2025年11月29日(土)14:00 ~ 16:00
定  員:40名(申込多数の場合は抽選)
参 加 費 :無料
会  場:東海道かわさき宿交流館4階 集会室
申込期間:2025年10月31日(金)10:00 ~ 11月18日(火)16:00
講  師:岡田直氏(元横浜都市発展記念館主任調査研究員) 
主  催:川崎市市民ミュージアム

▼詳細・申込はイベントページにて
https://www.kawasaki-museum.jp/event/32200/

■【講座】ー家庭に眠るビデオテープやフィルムを捨てないで!ー 視聴覚資料の取り扱い講座
■【上映会】川崎の記録 ー神奈川ニュースでみる、川崎のうつりかわりー

ハマ川崎に関連した記録映画や「神奈川ニュース」などを学芸員が解説しながら、上映します。
事前にお申し込みいただいた方には同日、視聴覚資料に関する講座を実施。家庭にあるビデオテープやフィルムなどの取り扱いについてお話しします。

開催日時:2025年12月6日(土)
     【講座】10:30 ~ 12:00
     【上映会】13:30 ~ 15:00
定  員:【講座】事前申込制 30名(申込多数の場合は抽選) 【上映会】申込不要、当日受付 60名
参 加 費 : 無料
会  場: 東海道かわさき宿交流館4階 集会室
申込期間:【講座のみ】2025年11月7日(金)10:00 ~ 2025年11月25日(火)16:00
講  師:【講座】:郷田真理子(川崎市市民ミュージアム映画・映像スタッフ)
     【上映】:鈴木勇一郎(川崎市市民ミュージアム学芸員)  
主  催:川崎市市民ミュージアム

▼詳細・申込は下記ページにて
https://www.kawasaki-museum.jp/cinema/32371/

■関連展示「写真の中のかわさき 第2弾 変わりゆくハマ川崎」

川崎市写真コンクールの作品から川崎臨海部の景観や生活に焦点を当てた写真を展示し、かつての臨海部の姿を紹介します。

開催日:2025年11月1日(土)~ 12月21日(日)
開場時間:9:00~21:00
料 金:無料
会 場:Museum⁺205(川崎市役所本庁舎復元棟2階)
主 催:川崎市、川崎市市民ミュージアム、国立アートリサーチセンター、東京藝術大学
空間設計:FUJIWALABO+GANEMAR

▼詳細は下記ページにて
https://www.kawasaki-museum.jp/event/32295/

【ハマ川崎 ー海と陸の狭間をたどるー 会場案内】

東海道かわさき宿交流館 3階 企画展示室
〒210-0001 川崎市川崎区本町1-8-4


・JR東海道線・京浜東北線・南武線:JR川崎駅中央東口、もしくは北口東より徒歩約10分
・京浜急行電鉄線:京急川崎駅より徒歩約6分
※会場専用の駐車場はございませんので、ご来場には公共交通機関をご利用ください。


ハマ川崎 ー海と陸の狭間をたどるー

期間
2025年10月10日-2025年12月11日
観覧料
一般 無料
学生・65歳以上 無料
中学生以下 無料
無料
主催
川崎市市民ミュージアム
共催
東海道かわさき宿交流館