「写真の中のかわさき」展は、国立アートリサーチセンター、東京藝術大学、川崎市市民ミュージアムが共創し、企画されました。さらに、本展は川崎市市制100周年を記念した川崎市市民ミュージアムの展覧会「爆誕‼ かわさき100年物語」の関連展示でもあります。川崎市市民ミュージアムは2019年の台風で被災したため、市内各地で展覧会やワークショップを開催しています。

　川崎市では1957年から市民に公募するかたちで写真のコンクールが開催されてきました。この写真コンクールの写真の一部は2014年の市制90周年の記念事業としてデジタル化されました。本展ではこの中から、約300の画像を大型モニターでご覧いただくとともに、1960年代に応募された20点の写真を、デジタルデータから紙焼きの写真をつくる技術で再制作して展示しています。
　ただ展示を見るだけではなく、見たい写真を選び特設の台の上におくと、20点の写真の撮影された場所や関連の動画などが見られるようになっています。今から50年程前の写真を見て、昔の記憶や誰かとの思い出が浮かんだら、それを「あなたの中のかわさき」の台にメモに残してください。この展示をきっかけに色々な「かわさき」が語られる機会になることを願っています。

 

展覧会概要

会期：2024年11月16日(土)～2025年1月26日(日)　※12/29～1/3休み
開場時間：9：00～21：00
会場：川崎市役所本庁舎復元棟2階 205会議室
入場料：無料

共催：国立アートリサーチセンター、東京藝術大学、川崎市市民ミュージアム
会場構成：FUJIWALABO+GANEMAR
※本展はJST共創の場形成支援プログラムの支援を受け開催しております

 

 

会場

川崎市役所本庁舎 復元棟 2階 205会議室
〒210-8577
神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地
・JR川崎駅から徒歩7分
・京急川崎駅から徒歩5分