藤村豪・内野清香 ふたりの喧嘩は三人目の愉しみ

映像ホール / 2014年12月12日-2014年12月28日

『あの時の1秒が違った1秒だったなら』より"©Takeshi FUJIMURA & Sayaka UCHINO

紙に書けばうまく伝わるのかな?
あの言葉の君はどこへ行ってしまったの?
猫は歩き、私たちは出会う

現代アート展+映画上映
藤村豪・内野清香 ふたりの喧嘩は三人目の愉しみ

昨年2013年、川崎市市民ミュージアムは、現代美術への新たな試みをスタートしました。その皮切りとして、2013年7月~9月「新世代アーティスト展 セカイがハンテンし、テイク」と題し、現代美術の若手作家8組のグループ展を開催しました。出品作家のうちの1組である藤村豪・内野清香は、人と人とのコミュニケーションのありかたを作品制作のテーマとしているユニットです。彼らはあるイベントを作り出し、その中で人々の間に新たなコミュニケーションを引き起こし、そのプロセス全体を作品とする、という手法を用いています。彼らがこれまで抱いてきたモチーフのひとつに、「誰かの書いたテキスト」、「記憶と伝達」があります。それは映画監督フランソワ・トリュフォーの「アントワーヌ・ドワネル5部作」から強くインスパイアされたものでした。

今回市民ミュージアムでは、現代美術の若手作家を支援・育成していく試みをさらに一歩深めた試みとして、藤村豪・内野清香によるフランソワ・トリュフォー監督の映画作品「ドワネル5部作」をテーマにした作品の展示を実施します。また、展示作品と映画に関連したイベントを実施します。映画館と美術館が一体となる空間で、新たな作品体験を味わってください。

■開催日
2014年12月12日(金)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、23日(火・祝)、26日(金)、27日(土)、28日(日)計9日間

◎展示:9:30-17:00

◎映画上映:各日11:30-/14:00- 各日2回上映
*13日・23日・27日は11:30の回のみ。上映後にイベントを実施します。

 

■観覧料

◎展示:無料

◎映画上映:一般1200円、シニア(65歳以上)・学生1000円、小中学生・ミュージアム友の会会員800円

藤村豪・内野清香 ふたりの喧嘩は三人目の愉しみ

会場
映像ホール
期間
2014年12月12日-2014年12月28日
主催
川崎市市民ミュージアム
協力
㈱KADOKAWA