現在、普段から何気なく使っている水道・電気・ガス・通信といったライフラインは、今から約90年前まで遡ると、すべての家庭で使えるものではなく、くらしに必要なことは主に手作業で行うことが当たり前でした。
戦後、高度経済成長期を経て、世の中が豊かになってくると、人々のくらしも大きく変化しました。各家庭にライフラインや電化製品が行きわたり、これまでより家事に手間も時間もかからなくなっていきました。
本展では、昭和から平成のくらしの変化について、各時代の生活道具を通して紹介します。川崎市内で実際に使われていた道具を公開することで、川崎市の歴史や文化への関心を深めていただく機会となれば幸いです。

   

企画展概要

【会期】　　　2022年6月18日（土）～ 8月28日（日）
【会場】　　　川崎市大山街道ふるさと館　展示室
【開場時間】　10：00～17：00　会期中無休
【観覧料】　　無料

【主催】　　　川崎市市民ミュージアム
【共催】　　　川崎市大山街道ふるさと館

 

展示構成

■第1章　手作業の時代（約90年前～70年前）
■第2章　家電の普及と家事の変化（約70年前～50年前）
■第3章　便利さを求めて（約50年前～30年前）
■番外編　遊び道具の今昔

ダイヤル式電話機 　 昭和2(1927)年～昭和20(1945)年頃　川崎市市民ミュージアム所蔵	ハエ取り器 川崎市大山街道ふるさと館所蔵

 

講演会・講座 (川崎市大山街道ふるさと館主催）

◆企画展記念講演会「高度経済成長期の川崎 －くらしの変化を探る―」
開催日　　7月9日（土）10：00～12：00 ※開催終了しました※
定員　　　30名（事前申込制・応募者多数の場合は抽選） 先着順
参加費　　500円（当日会場にてお支払い、現金のみ）
講師　　　谷　拓馬（川崎市市民ミュージアム学芸員）
申込期間　2022年6月1日（水）～ 6月15日（水）　定員に達し次第受付終了　
場所　　　川崎市大山街道ふるさと館 2階イベントホール

※お申し込み先は「川崎市大山街道ふるさと館」です。詳しくはイベントページをご覧ください。


◆夏休み小中学生のためのふるさと発見講座「昔のくらしを調べよう」
開催日　　8月6日（土）10：00～12：00
定員　　　30名（事前申込制・応募者多数の場合は抽選）先着順
対象　　　小学5年生～中学生
参加費　　無料
講師　　　林 花音（川崎市市民ミュージアム学芸員）
申込期間　2022年6月1日（水）～ 7月13日（水）　定員に達し次第受付終了　
場所　　　川崎市大山街道ふるさと館 2階イベントホール

※お申し込み先は「川崎市大山街道ふるさと館」です。詳しくはイベントページをご覧ください。

 

関連イベント (川崎市市民ミュージアム主催）

◆竹のボールをつくろう！
開催日　　7月24日（日）
　　　　　⑴10：30～12：00　⑵14：00～15：30
定員　　　各回15名（事前申込制・応募者多数の場合は抽選）
対象　　　小学3年生～6年生
　　　　　※保護者同伴でご参加ください（保護者は定員に含めません）
参加費　　無料
講師　　　民具製作技術保存会（民技会）竹細工グループ
申込期間　2022年6月27日（月）10：00 ～ 7月11日（月）16：00
場所　　　川崎市大山街道ふるさと館 2階イベントホール

※お申し込み先は「川崎市市民ミュージアム」です。詳しくはイベントページをご覧ください。


◆昔のおもちゃで遊んでみよう！
開催日　　8月21日（日）14：00～15：30
定員　　　30名（事前申込制・応募者多数の場合は抽選、1組4名まで応募可）
参加費　　無料
講師　　　川崎市市民ミュージアム学芸員
申込期間　2022年7月25日（月）10：00 ～ 8月8日（月）16：00
場所　　　川崎市大山街道ふるさと館 2階イベントホール

※お申し込み先は「川崎市市民ミュージアム」です。詳しくはイベントページをご覧ください。

 

【会場のご案内】

〒213-0001　川崎市高津区溝口3-13-3　川崎市大山街道ふるさと館
・JR南武線　溝ノ口駅より徒歩7分
・東急田園都市線　溝の口駅より徒歩7分・高津駅より徒歩5分
・東急バス　溝ノ口駅北口バスターミナル5番のりばより「高津」下車徒歩1分