岩合光昭写真展 ねこづくし

企画展示室1、アートギャラリー1・2・3 / 2019年04月23日-2019年06月30日

青島、愛媛県大洲市
©Mitsuaki Iwago
竹富島、沖縄県八重山郡
©Mitsuaki Iwago
佐柳島、香川県仲多度郡
©Mitsuaki Iwago
祝島、山口県熊毛郡
©Mitsuaki Iwago
網地島、宮城県石巻市
©Mitsuaki Iwago

花の陰からふわりと現れたかと思えば、くるりと身を翻し視界から消える。小さく儚い存在でありながら、飄然(ひょうぜん)として逞しく生きる猫たちの何気ない一瞬をとらえた岩合光昭の写真は、多くの人々の心を惹きつけてきました。動物写真家として半世紀にわたり、ひたむきに猫に向かい続けた岩合の「ねこづくし」の世界をご堪能ください。


展示構成

本展では「島の猫」、「やきものの里のネコ」シリーズを中心に、岩合が日本各地で出逢った猫たちの写真、206点が会場を彩ります。

「島の猫」

展覧会でまとめて紹介されるのは初めてとなる「島の猫」シリーズ。40点以上を本展のために新たにプリントします。中には100×150cmの大判プリント作品も含まれます。


佐柳島、香川県仲多度郡 ©Mitsuaki Iwago

「やきものの里のネコ」

岡山県備前市や茨城県笠間市など、日本各地の陶磁器の産地で撮影された、穏やかで愛らしい里の猫の写真、約100点が並びます。


笠間市、茨城県 ©Mitsuaki Iwago

「日本各地のネコ」

神奈川県横浜市や鎌倉市、藤沢市で撮影された神奈川の猫たちの写真、約30点をはじめ、山梨県小淵沢町(現・北杜市)の猫など、四季折々の日本各地の猫、約50点を紹介します。


小淵沢町(現・北杜市)、山梨県 ©Mitsuaki Iwago

関連プログラム

岩合光昭トークショー
  • 5月6日(月・振休)13:00~14:00
  • 1F映像ホール/270名/要観覧券/イベントページより要事前申込(抽選)
  • 申込期間:受付中~4月16日(火)16:00まで
岩合光昭サイン会
  • 5月6日(月・振休)14:30~
  • 1F逍遥展示空間
  • ※当日ミュージアムショップにて対象の写真集をお買い上げの方、先着300名に整理券を配布します(写真集は9:30より販売開始)。
岩合光昭プロフィール写真
©Iwago Photographic Office
ギャラリーツアー
  • 5月25日(土)、6月8日(土)各日14:00~(30分程度)
  • 2F企画展示室1/要観覧券/当日直接会場へ
ベビーカーツアー
  • 6月13日(木)14:00~(30分程度)
  • 2F企画展示室1/未就学児と保護者6組/要観覧券/イベントページより要事前申込(抽選)
  • 申込期間:5月1日(水・祝)9:30~5月30日(木)16:00
映像ホール 関連上映

世界のネコが登場する映画作品を上映します。

  • 5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)各日11:00~/14:00~
  • 1F映像ホール/一般600円、65歳以上・大高生500円、小中学生400円/定員270名
  • 上映作品等、詳細は映像ホールのページよりご確認ください。

【岩合光昭(いわごう みつあき)プロフィール】

動物写真家。1950年、東京都生まれ。20歳のときに、動物写真家の父・岩合徳光に同行したガラパゴス諸島にて、大自然に圧倒されたことが契機となり写真家を志す。1980年には『海からの手紙』で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。世界的グラフ雑誌『ナショナルジオグラフィック』の表紙を飾るなど、国外からも高い評価を得た。
近年は、南アメリカの大湿原パンタナルの野生動物をモチーフに撮影を行っている。またこうした野生動物の写真だけでなく人々の暮らしの傍らで生きる猫の写真も人気が高く、2012年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の放送が開始、猫の写真展も日本各地で開催されている。2019年には初映画監督作品『ねことじいちゃん』が公開されるなど、活動の幅をさらに広げている。



【同時期開催 コレクション展】
岩合光昭写真展観覧の方は無料

Zoo(ずーっ)Artあーと 色とカタチのどうぶつ展

2019年4月13日(土)~6月30日(日)
2F 企画展示室2/一般200円ほか
当館所蔵の美術作品の中から、どうぶつが描かれた近現代のポスター、漫画、版画作品約80点を「リアル」、「デザイン」、「コミカル」の3つの視点からご紹介します。また、どうぶつを好んで描いたフランスのグラフィックデザイナー、レイモン・サヴィニャックにも焦点を当て、その作品をまとめて紹介します。



岩合光昭写真展 ねこづくし

会場
企画展示室1、アートギャラリー1・2・3
期間
2019年04月23日-2019年06月30日
休館日
月曜日、5月7日(火)※ゴールデンウィーク期間(4月27日~5月6日)は休まず開館
観覧料
一般 800円(640円)
学生・65歳以上 600円(480円)
中学生以下 無料
*()内は20名以上の団体料金。*障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料。
主催
川崎市市民ミュージアム
協力
岩合写真事務所
特記事項
企画協力=M&M Color