古鏡 -その神秘の力-

企画展示室1 / 2015年10月10日-2015年11月23日

鏡:新発見の年号銘(建初八年・西暦83年)のある画像鏡 和気満堂コレクション

連弧紋鏡(和気満堂コレクション)
方格規矩四神鏡(和気満堂コレクション)
安田靫彦≪小鏡子≫ 川崎市市民ミュージアム蔵

弥生時代に大陸から伝来した鏡は、光輝を放つ性質から神聖なものとみられると同時に、中国王朝の権威を象徴する、舶載の貴重な財として取り扱われました。古墳時代になると、倭王権から大豪族へ、さらには地域首長へと贈与が繰り返され、各地にひろがっていきました。そして、当時の人びとの心性と深いかかわりをもつ、鏡をめぐる独特の文化が成立しました。
本展では、この鏡にスポットをあて、中国における鏡の誕生とその展開、日本列島の社会のなかで鏡が果たした役割とその歴史、さらには鏡をめぐる心性の歴史を、初公開を含む約200面の鏡で紹介します。

古鏡 -その神秘の力-

会場
企画展示室1
期間
2015年10月10日-2015年11月23日
観覧料
一般 500円(400円)
学生・65歳以上 400円(320円)
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催
川崎市市民ミュージアム
後援
神奈川県教育委員会、川崎市教育委員会