記録集 袴田京太朗 隠された、


2026年3月に、Museum⁺205(川崎市役所本庁舎復元棟2階)で開催した企画展「袴田京太朗 隠された、」での展示風景を収録した記録集です。
川崎市在住の彫刻家・袴田京太朗は、これまで、彫刻でよく使われる素材とは異なる、家具などの日用品、置物、電線、カラフルなアクリル板などを用いて制作を試みてきました。近年は「複製」をテーマに創作に取り組み、オリジナルとコピーそれぞれの本質、そして両者の関係性を探求し続けています。
「袴田京太朗 隠された、」は、本展のために制作された新作《圓鍔の盲目の裸婦-複製》と《ザンダー(2nd Stage)》の、ふたつの大型の作品を中心に構成されました。それらは、彫刻あるいは社会に「隠された」不完全さや矛盾を、観る者に突きつけるようでもありました。
新作《圓鍔の盲目の裸婦-複製》を彷彿とさせる階段状のページ、そして全ページ袋とじの製本。装丁を楽しむとともに、ページを切り「隠された」写真やテキストを暴く体験も印象に残る1冊です。
ページ数:16ページ(本書は全ページ袋とじ製本のため、ご自身でページを切ってお読みください。)
大きさ:A4変形
テキスト:
・いかがわしさ、欲望、隠された(袴田京太朗)
・うろんな余白ー袴田京太朗《ザンダー》に寄せて(福元崇志 国立国際美術館 主任研究員)
・「隠された、」から見えたもの(奈良本真紀 川崎市市民ミュージアム 学芸員)
出版年度:2025年度
企画展「袴田京太朗 隠された、」
会期:令和8年3月6日(金)〜3月29日(日)
会場:Museum⁺205(川崎市役所本庁舎復元棟2階)
主催:川崎市市民ミュージアム
