2016年11月22日

ボランティアデー 活動レポート その②

ボランティアデー「みる・きく・あそぶ ミュージアムまるごと体験」 活動レポート その②
ワークショップ、館内バックヤードツアー

前回に引き続き、今回もボランティアデーについてお伝えします。
今回は、「ワークショップ」と「館内バックヤードツアー」のレポートです。

 

●ワークショップ

 

10月16日(日)、年に一度のイベント、ボランティアデーが開催されました。
多くの体験コーナーが設けられましたが、私はワークショップのボランティアとして午後から参加しました。

 

11:00、市民ミュージアムに着いてみると、ものすごい人の数!天気も良くお祭り気分満点です。
この日、等々力緑地では「なかはら“ゆめ”区民祭」が開催されており、市民ミュージアム中庭も大変賑わっていました。

 

ワークショップ、館内バックヤードツアー
 

 

去年も同日開催でしたが、会場が離れており、ここまでの賑わいはありませんでした。
嬉しい半面、ボランティアの手が足りているかちょっと心配…。

 

午前中の企画は、くるくる回して動くアニメーション「ゾートロープ」でした。
1時間の開催時間にもかかわらず、大人48名、子ども67名の大盛況だったとのこと。
出だし好調です!

 

午後に入り、2つ目となる企画は「巨大カメラ」+「ピンホールカメラ作り」です。
私はここから参加しました。
ちょうど中庭で吹奏楽の演奏が行われており、観ている人も大変多く、その賑やかな場面が巨大カメラの中に逆さまに写っている様子は、普段の活動日とは違った迫力がありました。

 

ワークショップ、館内バックヤードツアー
 

 

ピンホールカメラは、巨大カメラと同じ仕組みで牛乳パックを使って製作します。
大きなカメラも良いですが、自分で作ったピンホールカメラを覗き込んで、外の世界が小さな小さなスクリーンに映し出されると、何とも言えない喜びがあります。
子どもたちが不思議そうに色んな場所を覗いているのはもちろん、保護者の方も「ちょっと見せて」なんて言いながら楽しんでいました。

 

こちらの企画も巨大カメラが大人38名、子ども44名、ピンホールカメラが38名と大盛況。
ピンホールカメラは数量限定だったため、参加された方はラッキーでしたね!

 

さて、最後の企画は「ちぎり絵」です。
シンプルですが、その分、誰でも楽しむことができる、とても良い企画です。

 

テーブルには色んな紙が沢山用意されていて、好きなように破っていいし、丸めて貼ってもいいし、破らずにそのまま貼ったって良い、とっても自由です。

 

参加者のお母さんから「家じゃこんなふうにできないから楽しいみたい」との意見も。
また、大勢で作るのも良い刺激になり、飽きずに作業できるのかなと感じました。
皆さんの作品、お家に飾って楽しんでもらえていたら嬉しいですね。

 

ワークショップ、館内バックヤードツアー
 

 

そんなこんなで、終わってみると大人58名、子ども81名の大大大盛況!
ボランティアの手が回らないところもあったかと思いますが、楽しんでいただけたら幸いです。

 

一日の活動が大盛況の中無事に終わり、ホッとしました。
普段はグループごとの活動が多いのですが、今回のようにみんなで揃って一つのイベントを行い、
普段お会いしないグループの方とも一緒に楽しむことができ、とても良い機会になりました。
ボランティアの皆さんにも感謝です!

 

(ワークショップグループ、イベントサポートグループ 矢野)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/

 

 

●館内バックヤードツアー

 

当日は「なかはら“ゆめ”区民祭」との同日開催により、中庭はそれらの催事で満杯の様相。晴天に恵まれましたが、外部からは市民ミュージアム館内で何をしているのか、どこが市民ミュージアムなのか、解らない人が多かったため、マイクでの呼び込みから今日の活動は始まりました。

 

10:30から、1回目の館内バックヤードツアーの活動に入り、パートナーの野村里枝子さんと対応しました。
ツアーの概要・収蔵品概数・見学注意事項などの説明後、野村さんにバトンタッチし、3階の案内に入りました。すらすらと淀みないガイドで参加者の頷きの回数が増えていきました。

 

ワークショップ、館内バックヤードツアー
 

 

大型エレベーターにビックリポンした様子の皆さんと一緒に地下1階に移動しました。
生物・微生物などの侵入防止対策を施した収蔵庫。入り口前で、収蔵室各9室の収蔵物内容を説明しました。何故燻蒸室があるのか、なぜ撮影室があるのか、美術品撮影の難しさ等を説明すると驚きと納得の表情が増えました。
中央監視室では男の子から「お外(外の監視)はどうして見るの?」という厳しい質問がでました。この監視室がウルトラマンのロケに使われた話をしたので、ウルトラマンの屋外での活躍を思い出したのでしょう。

 

大人11名と小学生低学年以下5名が参加し、大盛況でした。
楽しくガイドを終え屋外に出たら、明るい空の雲の一部が「笑顔」に見えました。

 

(博物館展示ガイドグループ 島谷)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/