2016年11月17日

ボランティアデー 活動レポート その①

ボランティアデー「みる・きく・あそぶ ミュージアムまるごと体験」 活動レポート その①
昔のしごと体験コーナー、昔のあそび体験コーナー

 

10月16日(日)にボランティアデー「みる・きく・あそぶ ミュージアムまるごと体験」が開催されました。ボランティアによる様々な活動を一日中実施するイベントで、今年で4回目の開催となりました。沢山の方にご来館いただき、本当にありがとうございました!!
「ボランティアデーに参加することが出来なかった・・・」という方のために、ボランティアブログにて3回にわたり当日の様子をお伝えします。どうぞ、最後まで読んでみてくださいね!

 

●昔のしごと体験コーナー

 

開始時刻の10:00、まずは呼び込みを行いました。同日に、市民ミュージアム中庭で「なかはら ゆめ区民祭」が開催されており、動物との触れ合いなどをしていた家族連れの方々を中心にチラシ配布を行いました。
ある程度チラシ配布を終え、逍遥展示空間にて“もっこ担ぎ”を行いました。“もっこ”とは、二ヶ領用水の工事などの際に、土や石を運ぶ為に用いられたものです。今回は、体験用として、砂袋(1袋の重さは5㎏)を用意しました。子ども2人で担ぐときは1袋、子ども1人と大人1人では2袋、大人2人ではサービスして3袋にしました。

昔のしごと体験コーナー、昔のあそび体験コーナー
 

 

もっこを担いだ方の感想の多くが「重い」でした。また、「もっこの形がハンモックみたい」、「昔の人はこれを運んでいたと思うと大変そうだ」という声も聞きました。それでも参加した方々は楽しそうに「せーの、1、2、1、2、」と声を掛け合いながら運んでいました。

 

昔の人々の大変な苦労や、今はクレーン等の機械があることの有難みを参加者と一緒に感じました。また、人の手で何かを最後までこつこつやり遂げることの大切さも学びました。今後、社会に出て働く際も、この経験から学んだことを生かしていきたいと思います。

 

(スクールプログラムサポートグループ、イベントサポートグループ、ワークショップグループ、
企画・運営グループ 市川)

 

●昔のあそび体験コーナー

 

昔のしごと体験コーナーと同じく、昔のあそび体験コーナーは逍遥展示空間に設置しました。小さなコマ、けん玉、めんこ、紙飛行機、お手玉、あやとりの6種類を用意しました。
今年度は、新しいあそびとして、あやとりと紙飛行機を加えました。

 

私は初めにあやとりを担当しました。最初は教えられるか不安でしたが、昔の記憶を辿りながら“4段ばしご”を作りました。意外にも手が記憶していて、すんなり作ることができました。

 

昔のしごと体験コーナー、昔のあそび体験コーナー
 

 

子供たちに見せたら、興味深々で、「どうやるの?」、「教えて」と大盛況でした!他にも、“2人あやとり”をしたり、知っている技を見せ合ったりと、子どもたちと楽しい時間を過ごせました。
一生懸命に覚えて、やっとできたあやとりを、嬉しそうな顔で見せるこどもたちのキラキラした笑顔がとても印象的でした。

 

紙飛行機も大人気でした。好きな色の紙を選び、折っていくにつれ、飛行機の形に近づいてくると子どもたちのテンションも上がってきました。

 

最後に自分の名前を書いて、プライベート飛行機の完成です!
逍遥展示空間の2階フロアから、何度も飛ばす無邪気な姿は、今も昔も変わらないのでしょうね。

 

昔のしごと体験コーナー、昔のあそび体験コーナー
 

 

昔のあそび体験コーナーは大盛況のうちに幕を閉じました。

 

(イベントサポートグループ、企画・運営グループ 大木)

 

*2014年3月までのボランティア活動の様子は、こちらでご覧いただけます。

http://ameblo.jp/kawasakimuseum2010/