「昔のくらし 今のくらし」のご案内
「たくわえる」「調理する」「食べる」・・・などのテーマで、大昔からちょっと前まで暮らしの中で使われてきた道具に焦点をあてて紹介しています。
縄文時代の石器・土器から、最近の電化製品まで時代を通して様々な資料を収集している市民ミュージアムの強みを生かした展覧会です。
昭和30年代、板塀を背に家の勝手口に置いてある石造りや木製のゴミ箱は、住宅街の見慣れた風景でした。
この展覧会ではその頃家庭の中にどっと入ってきた電化製品、電気洗濯機や電気冷蔵庫、電気釜なども展示されており、見ているとそれらが我が家に来たときの光景をなつかしく思い出す「三丁目の夕日」状態になります。が、そこに洗濯板や羽釜といった日常使うものでもコツとか経験とかがないとうまく扱えなかった道具が一緒に並べてあると、確かにとても便利になってよかったのだろうなと思う反面、便利さの代償はまた何だっただろうと考えさせられるものがあります。

この展覧会は小学校3年生が学ぶ「昔の道具やくらし」のカリキュラムにあわせていますが、大人の方が見ても中々示唆に富んだ内容となっており、十分
見応えがありますのでぜひご覧下さい。
桶を天秤棒でかついだり、石臼をひいたりの体験コーナーもあり、また会期中の日曜日・祝日には、午後3時から学芸員による展示解説があり、そのときちょっとだけですが、展示の白黒テレビでそのとき放送中の番組をご覧いただけます。(50年近く前のテレビですが、今でも映るのです!)
2008年2月14日 11:14