ブルーノ・ムナーリ

PLAY_アートと遊ぼう

テクスチャー

網や建材などの凹凸のある素材に薄い紙をのせ、やわらかい描画材でこすり、紙にそれぞれの質感を写し取る方法で描いていきます。


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硬貨の表面や、木の幹や板の凹凸のある木目、ざらざらした物の表面に紙をのせクレヨンや柔らかい画材で擦ると、その物の表面のでこぼこした感じを写し取ることができます。誰でもこうした遊びを体験したことがあるでしょう。ムナーリは、子どもたちが造形活動するときに、簡単な方法でより豊かに表現できるように、その遊びをプログラム化しました。
「テクスチャー」は、布地のテキスタイルという言葉から由来し、もともと布地の繊維の表面性や素材感を指していう専門用語ですが、このプログラムで、子どもたちは好みの表面性がある素材を使い、その上に紙をあて、擦り出し、点や線、いろいろな模様や形など自分の表現したいものを作り出すことができます。たとえば、一度こすり出した紙をもう一度位置を変え、描画材の色をも変えてこすり出しをすれば、さらに複雑な模様が浮かび上がります。
シュルレアリストのマックス・エルンストが木の肌や葉っぱなど、さまざまな素材の表情の持つ表面を写し取ることに用いています。